TLC<R&B>

CrazySexyCool/<2nd>
1.Intro-Lude
2.Creep
3.Kick Your Game
4.Diggin' on You
5.Case of the Fake People
6.Crazysexycool-Interlude
7.Red Light Special
8.Waterfalls
9.Intermission-Lude
10.Let's Do It Again
11.If I Was Your Girlfriend
12.Sexy-Interlude
13.Take Our Time
14.Can I Get a Witness (Interlude)
15.Switch
16.Sumthin' Wicked This Way Comes
Billboardなんかを見ても明らかなように今やロックよりもR&B、HIP-HOPの方が売れる時代となっているのは明らかなんだけど、このアルバムが示す1200万枚という驚愕な数字も実力故というのが聞けば明らか。誰もが親しめるミドルテンポのクールなナンバー揃い(歌詞はアレだけど)。Waterfallsも確かに聞いたことあったけど、意識してなくてもヒット曲ってのは耳に入ってたりするもんなんだね。
ともすれば、R&Bというのはサウンドを握っているプロデューサーこそが重要であって、歌い手の方はその道具にすぎない感もするんだけど、TLCの場合はCrazy、Sexy、Coolとそれぞれ特徴付けられた強烈なキャラと個性をもった3人が全面に出ていることでその成功を確かなものとしているのかもしれない。
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FanMail/<3rd>
1. Fanmail
2. The Vic-E Interpretation (Interlude)
3. Silly Ho
4. Whispering Playa (Interlude)
5. No Scrubs
6. I'm Good at Being Bad
7. If They Knew
8. I Miss You So Much
9. Unpretty
10. My Life
11. Shout
12. Come on Down
13. Dear Lie
14. Communicate (Interlude)
15. Lovesick
16. Automatic
17. Don't Pull Out on Me Yet
18.U In Me
近未来を感じさせるデジタルサウンドにアコースティックサウンドがいいスパイスとなっている傑作。勢い一辺倒だったサウンドはより深みを増して、アコギが印象的なNo
Scrubsといった名曲も生まれた。プロデューサーは公私ともに彼女たちのパートナーとなったダラス・オースティンが舵取りをして、ベイビーフェイス、ジャム&ルイスといった日本でもお馴染みの大物が参加。R&Bってプロデューサーが多数参加することによって楽曲に幅が出てくるんだね。彼女達を先鋭的なR&BたらしめていたのはLeft-eyeというRAPがあってこそだと言えると思うんだけど、その彼女が交通事故によって亡くなってしまったというのは残念な限り。他のメンバーとの仲が悪かったって話もあるにはあるけど、海外のアーティストってどうしてこうも悲劇的な話が多いんだろうか。
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D'Angelo<R&B>

Brown Sugar/<1st>
1.Brown Sugar
2.Alright
3.Jonz in My Bonz
4.Me and Those Dreamin' Eyes of Mine
5.Shit, Damn, Mother Fucker
6.Smooth
7.Cruisin' 8.When We Get By
9.Lady
10.Higher
11.Brown Sugar (radio ver.)
12.Brown Sugar (TV track)
13.Brown Sugar (instrumental)
R&B隆盛の今の流れを予見していたかのような歴史的名盤とされる作品。ブラック・ミュージックの歴史ってロックと同じくらい歴史のあるものだから、自分みたいな素人があれこれいえないんだけど、そんな素人にも凄みが体感できる、ブラック・ミュージックの王道を歩みながらも現代的なテクスチャを持ち合わせた天才。生楽器を用いて、作詞作曲からプロデュースまでを自らが行っている。アコースティックなJAZZの肌触りがあるってのも好きな理由かな。70年代ソウルにHIP-HOP、R&Bのフィルターをかけたのをオルタナティブ・ソウル(ニュー・クラッシック・ソウル)というらしいけど、現代的でありながら本格的なものも聞きたいって人はこのジャンルを追っていけばいいんじゃないかな。
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VooDoo/<2nd>
1. PLAYA PLAYA
2. DVIL'S PIE
3. LEFT & RIGHT featuring METHOD MAN & REDMAN
4. THE LINE
5. SEND IT ON
6. CHICKEN GREASE
7. ONE MO'GIN
8. THE ROOT
9. SPANISH JOINT
10. FEEL LIKE MAKIN' LOVE
11. GREATDAYNDAMORNIN'/BOOTY
12. UNTITLED (HOW DOES IT FEEL)
13. AFRICA
メロディよりもグルーヴ重視のアルバムなので1stよりもとっつきが悪い。でも、自らのルーツをさらに深めたブラックな香りがたまらなく渋くもある。一発録りのジャム・セッションで録られた為か、JAZZ,HIP-HOPの持つグルーヴ感が素直に身にしみてくる感じ。
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Erykah Badu<R&B>

Baduizm/<1st>
1. Rim Shot(Intro)
2. On&On
3. Apple Tree
4. Other Side Of The Game
5. Sometime(Mix#9)
6. Next Lifetime
7. Afro(Freestyle Skit)
8. Certainly
9. Touch A Four Leaf Clover
10. No Love
11. Drama
12. Sometimes
13. Certainly(Flipped It)
14. Rim Shot(Outro)
サントラ"High School High"でのディアンジェロとの共演で一躍注目され、女版・ディアンジェロとも評される才能でグラミーを獲得したデビューアルバム。アナログ感溢れるR&Bで、ジャジーなリズムに絡みつく彼女の妖艶な歌声が独特の空気を生み出す。漆黒の海を漂っているようなリズム感
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Maxwell<R&B>

Maxwell's Urban Hang Suite/<1st>
1. Urban Theme
2. Welcome
3. Sumthin' Sumthin'
4. Ascension (Don't Ever Wonder)
5. Dancewitme
6. 'Til the Cops Come Knockin'
7. Whenever, Wherever, Whatever
8. Lonely's the Only Company, Pt. 1 & 2
9. Reunion
10. Suitelady (The Proposal Jam)
11. Suite Theme
ファルセットって裏声のことなんだけど、その甘い歌声にマッチしたグルーヴ感が最高の作品。NCSの中でも特に都会的な洗練された香りがしてかなりおすすめ。hip-hopとかのエッセンスがないのでディアンジェロらと比べて身構えることなくすんなりと身に染みてくる。
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LAULYN HILL<R&B>

The Miseducation of Lauryn Hill/<1st>
1. Intro
2. Lost Ones
3. Love-Int.
4. Ex-Factor
5. To Zion (feat. Carlos Santana)
6. How Many Of You Have Ever-Int.
7. Doo Wop (That Thing)
8. Intelligent Women
9. Superstar
10. Final Hour
11. When It Hurts So Bad
12. Love Is Confusion Skit
13. I Used To Love Him(feat. Mary J. Blige)
14. Forgive Them Father
15. What Do You Think-Int.
16. Ever Ghetto. Every City
17. What Do You Think-Int.
18. Nothing Even The Matters(feat. D'Angelo)
19. Everything Is Everything
20. The Miseducation Of Lauryn Hill
21. Can't Take My Eyes Off You
22. Tell Him(LIVE)
ローリン・ヒルのソロアルバム。Billbordなんかを見てみるとR&B、HIP-HOPといった黒人音楽ばかりで占められていてROCKなんか見る影もないんだけど、そんな勢いとパワーを象徴するかのような作品がコレ。さすがにとんがったフージーズ出身だけあってHIP-HOP色が非常に強いR&B。
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MARVIN GAYE<R&B>

What's Goin' On/<1st>
1.What's Going On
2.What's Happening Brother
3.Flyin' High(In The Friendly)
4.Save The Children
5.God is Love
6.Mercy Mercy Me(The Ecology)
7.Right On
8.Wholy Holy
9.Inner City Blues(Mak Me Wanna Holler)
慈愛に満ちた歌声で反戦、貧困、環境問題に対する問題を訴え愛の重要さを説いたR&B史上に残る神々しい歴史的名盤。モータウン初のコンセプトアルバムということもあって、彼の歌声に引き込まれるままCDがリピートしてゆく。自分が知ってる限りでは彼とオーティス・レディングがSoul界の静と動を表す2大巨頭だと思っているけど、2人共悲劇的な死を迎えるのが悲しい。人生は生きた長さではなく、何を残したかによって価値が決まるという言葉そのままに。
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Everything But the Girl<ポップス>

EDEN/<1st>
1.Each and Every one
2.Bittersweet
3.Tender Blue
4.Another Bridge
5.The Spice of Life
6.The Dustbowl
7.Crabwalk
8.Even So
9.Frost and Fire
10.Fascination
11I Must Confess
12.Soft Touch
パンク以降のUKシーンに穏やかな微風を吹かせたネオ・アコースティックの代表作。ネオアコの名前が象徴するように、アコギといったアコースティック楽器を全面に押し出した音で、アンニュイな雰囲気の作品。トレーシー・ソーンの気だるい独特の歌声がとにかく印象的。エヴァーグリーンな癒し系アルバム。
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Idelwild/<4th>
1.Love Is Here Where I Live
2.These Early Days
3.I Always Was Your Girl
4.Oxford Street
5.The Night I Heard Caruso Sing
6.Goodbye Sunday
7.Shadow On A Harvest Moon
8.Blue Moon Rose
9.Tears All Over Town
10.Lonesome For A Place I Know
11.Apron Strings
EBTGの代表作といったらこれを自分はあげるかも。とにかく歌の存在が圧倒的というか、トレーシー・ソーンの歌声がアコースティックなメロディに乗せて全面に押し出されているのが素晴らしい。
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The Language Of Life/<5th>
1.Driving
2.Get Back Together
3.Meet Me In The Morning
4.Me And Bobby D
5.The Language Of Life
6.Take Me
7.Imagining America
8.Leeting Love Go
9.My Baby Don't Love Me
10.Road
聞いてるだけで幸せな空間が眼前に広がってくるかのような気にさせてくれる、めちゃくちゃポップで心地いいアルバム。サックスの音色なんか特に印象的だけど、都会の夜を彩るかのようなアダルトでムーディーなフュージョンサウンド。
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Walking Wounded/<8th>
1. Before Today
2. Wrong
3. Single
4. The Heart Remains a Child
5. Walking Wounded
6. Flipside
7. Big Deal
8. Mirrorball
9. Good Cop Bad Cop
10. Wrong (Todd Terry Remix)
11. Walking Wounded (Omin Trio Remix)
前からその存在は気になっていたものの、マッシヴつながりでこのアルバムから。いままでの路線を捨てて当時シーンを席巻したドラムンベースに挑戦した作品とのことだけど、アコースティックからクラブミュージックへというとても大幅な音楽的路線変更を感じさせないクオリティの高さ。唯一無二な歌声を持つトレイシー・ソーンの歌声ならではってのもあるんだろうけど、どこまでも広がる漆黒の海原を漂っているかのような感覚に包まれ、夜なんかに聞いているととても気持ちがいい。トリップポップ的でもあるかな。いろいろとファンの間で賛否両論みたいだけど、根本的なものは変わっていないんじゃないかなと思わせるほど音づくりが緻密で上品。かなりシンプルに音を絞ってあってポップスの印象感も強い。テクノユニットの作った音って感じでもなく気だるく特徴的なボーカルによって独特の暖かみがその音に感じられるので、これからクラブミュージックを聴いてみたい人なんかにもおすすめできそう。#1はクラシックになりうる名曲。
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Miz<ポップス>

Say It’s Forever/<1st>
1. New Day
2. Waiting For
3. What's going on
4. If you run
5. Interlude
6. Confusion
7. Dreams
8. Not You
9. Say It's Forever
10. Circles
11. What's It To You
12. In The Dark
13. Got it
カヴァー曲ながら秀逸なアレンジと彼女特有の力強さと透明感を持ち合わせた特徴のあるヴォーカルで一躍脚光を浴びたデビュー曲「New Day」収録。
邦楽の枠に収まりきらない雰囲気など素材としてはいいと思うんだけど、どうも伸び悩んでしまっているのがもったいない。洋楽的というか、どうも音として本格的な感じの方向へと振れるとミュージシャンとして売れなくなるような傾向が日本にはあるような気がする。ROCKテイストな女性アーティストとしてはかなりポテンシャル高いと思うんだけど、
このデビューアルバムはサウンドをスウェーデンの制作スタッフが手掛けたもので、日本人とも相性のよい北欧ポップスのテイストをもちつつも、「New Day」の印象しかない人には面食らうような彼女の特徴でもある激しいハードロック調の曲やバラードなど、柔軟に変化していける彼女の声質を活かした楽曲揃い。デリコもそうだけど、J-POPとは一線を画した日本語とも英語ともつかないボーダレスな音楽性が魅力的。
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Cubic U<R&B>

Precious
1.My Little Lover Boy
2.Lullaby
3.How Ya Doin'
4.I Don't Love You
5.Promise
6.Ticket 4 Two
7.Take A Little While
8.100 Reasons Why
9.Work Things Out
10.Close To You
11.Precious Love
12.How Ya Doin' (Rap Version)
ヒッキーの世界向けの名義"Cubic U" その彼女が出した全米デビュー作がこの作品。とは言っても売り上げは何千枚だったらしいけど。ちなみにウタダファミリーでのユニット名は"cubic
U"で彼女はパックコーラスを担当していた。
この作品、声は確かにウタダなんだけど、普通に洋楽になっちゃってるところが凄い。レコーディング当時、14歳だったって事にもっと驚かされるけど、この頃は日本語で詩が書けないことを悔しがってたらしくさすがネイティブだなという逸話が。レコードの売り込みに対して実はソニーが契約を断わっていたとかいう現代版ビートルズみたいな話しも。傑作"First
Love"みたいなインパクトはないけど、R&Bのアルバムとしてうまくまとまっているし、聞いててかなりリラックスできる一枚。
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UTADA HIKARU <ポップス>

First Love/<1st>
1.Automatic
2.Movin' on without you
3.In my room
4.First Love
5.甘いワナ 〜Paint It,Black
6.time will tell
7.Never Let Go
8.B&C
9.Another Chance
10.Interlude
11.Give Me A Reason
12.Automatic -Johnny Vicious remix-
ヴィジョンのある詩とネイティブな英語感覚。海外で活躍している日本人アーティストと言っても所詮はカルトバンドレベルでしかない現状に一石を投げかけてくれる期待感がある彼女。はじめて存在を知ったのがとあるコアな洋楽系BBSなんだけど、そこに書かれていた"日本人で凄い奴が出てきた"ってのはウソじゃなかった。5年以上も邦楽を聞かなかった私の意識改革を行ってくれたことに感謝。彼女が持つ強烈な個性が世界に受け入れられれば日本の音楽界におけるパイオニアとして名を残すことは間違いないと思う。メロディ至上主義で耳当たりがいい曲が多いものの、心に届く曲がないと言われる邦楽界にグルーヴ感の持つ心地よさを認識させた功績は大きい。
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Distance/<2nd>
1.Wait&See〜リスク〜
2.Can You Keep A Secret?
3.DISTANCE
4.サングラス
5.ドラマ
6.Eternally
7.Addicted To You[UP-IN-HEAVEN MIX]
8.For You
9.蹴っ飛ばせ!
10.Parody
11.タイム・リミット
12.言葉にならない気持ち
13.HAYATOCHI-REMIX
彼女にはシングルの寄せ集め的なものではなくて、コンセプトアルバム的なものを期待したいところなんだけど、さすがにヒット曲揃いで聞き応えのある2nd。
RemixされてシングルカットされたFinal Distanceよりもお気に入りなオリジナルのDistanceはいまでも聞き飽きることのない一番好きな彼女の曲。Wait&See、Can
You Keep A Secret?は言うに及ばず、タイム・リミット、For Youと個人的にベスト3に入る楽曲が収められている。曲のイメージを彼女がスタッフに伝えてキャッチボールしながら作曲していくやり方をとっているみたいだけど、日本市場を睨んだのかグルーヴ感一辺倒だった1stよりもポップ感が重視された感じがする。たしかにまとまりがないアルバムともいえなくともないけど、留学を控えた短期間の間にここまでベスト盤ともいえる楽曲を作りだした才能はやはり凄いとしかいいようがない。
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Deep River/<3rd>
1.SAKURAドロップス
2.traveling
3.幸せになろう
4.Deep River
5.Letters
6.プレイ・ボール
7.東京NIGHTS
8.A.S.A.P.
9.嘘みたいなI Love You
10.FINAL DISTANCE
11.Bridge(Interlude)
12.光
邦楽市場に合わせているのか、本人が表現したい音楽がそうなってきているのか、2ndから見せてきていた脱R&B、ポップ化指向が明らかに感じられる3rd。その成果が名曲Travelingに繋がっているわけなんだけど、泣きメロとも言うべきメローなナンバーでまとめられている本作を聞いているとやはり日本市場というものを意識しているのかな。彼女の苦悩の時期に出された作品ってことも影響してるのも確か。Traveling、光に匹敵できる曲をかける人間がどれだけこの日本にいるのか疑問ではあるけど、いわゆる邦楽的なものに落ち着いてしまうのは惜しいので、ロックでもテクノでもコラボなりで新境地を開拓して欲しいし、聞き手をもっと刺激し続けて欲しい。1stのようなR&B路線を求める人にはアメリカのデビュー盤を待つのがよろしいのかな?血のように濃い、聞き込み甲斐のある名盤です。
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KURAKI MAI<ポップス>

Delicious Way/<1st>
1.Delicious Way
2.Love, Day After Tomorrow
3.Secret of my heart
4.Stepping ∞ Out
5.Baby Tonight-You&Me-
6.Can't get enough-gimme your love-
7.NEVER GONNA GIVE YOU UP
8.Stay by my side
9.Everything's All Right
10.happy days
11.君との時間
とにかく大好きな曲"Love, Day After Tomorrow"は邦楽の中でも一番好きな曲。基本的に邦楽には疎いので後追いの形になっちゃったけど、特徴のある透明感を持った歌声はほんとうに魅力的で、高音の美しさは日本に敵なしかも。印象的なPVと共に一発でハマっちゃった。彼女の歌はヒッキーに比べるとよりポップで日本人向け。大ヒットとなった4曲のシングル曲をはじめアップテンポなポップチューンにR&B、バラードとどれをとっても素晴らしい。ルックス、性格が申し分なしなのでアイドル的な人気が先行しちゃっているけど、取り巻きに惑わされることなく日本で数少ないアーティストと呼ぶに値する人物として成長していって欲しいな。
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Perfect Crime/<2nd>
1.Perfect Crime
2.Start In My Life
3.Reach For The Sky
4.Brand New Day
5.Stand Up
6.Come On! Come On!
7.always
8.What are you waiting for
9.think about
10.冷たい海
11.Reach For The Sky GOMI REMIX〜Radio Edit〜
12.いつかは あの空に
13.The Rose〜melody in the sky〜
デビュー時の勢いは無くなって楽曲の質的にもムラを感じるようになってきていたんだけど、楽曲の質が作曲家によって左右されてしまうんだったら本人も感じてるように早く自分で作曲できるようにならないといけないと思う。個人的に彼女の神話が続いたのはSimply
Wonderfulまでで、アルバムの雰囲気に合わないからはずされたというのが理由らしいけど、そのSimply Wonderfulがこのアルバムには収録されていないという事実がなんか個人的にも意味深。R&Bの歌手はよくプロデューサーの操り人形とか揶揄されたりもするけど、"いつかは あの空に"みたいなバラードは彼女じゃないと表現できない楽曲だと思うし、
シングル曲以外の方に面白い楽曲があるので今後を見守っていきたいところ。彼女自身にとって成長過程のターニングポイントとなったアルバムと言えるのかな。
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FAIRY TALE/<3rd>
1.Fairy tale -my last teenage wish-
2.Feel fine!
3.Ride on time
4.key to my heart
5.Winter Bells
6.Loving You…
7.Can't forget your love
8.Trip in the dream
9.Not that kind a girl
10.Like a star in the night
11.不思議の国
12.fantasy
正直なところ現実問題として日本人で一番可能性のある宇多田ヒカルでも全米で成功するのは無理だろうし、そう考えるとイチローってのはよっぽど凄い天才なんだなと余計な事を考えちゃうけど、別に日本人向けのR&Bでもグルーブ感があって聞いてる側が気持ちよければいいんじゃないかと思う。デビューアルバムのDelicious
Wayは今でも大好きな作品だし。ただ、この作品は2ndよりははるかにいいけど、1stの時のようなグルーブ感が全然感じられない。コンセプトアルバムだからという声もあるかもしれないけど、キツイ言い方すると普通なんだよね。彼女の声質を考えれば声量がないのは仕方がないことかもしれない。その分表現力でカバーしなくちゃいけないとは思うけど。Can't
forget your loveみたいな透明感溢れるバラードは彼女ならではの曲だと思うけど、特に高音が美しい歌声は天性のものだと思うからあとは曲さえよくなればと思っちゃう。作曲を見てみると徳永
暁人氏という方が前面に出てきているけど、J-POP路線を続ければこのまま袋小路にはまり込みそうな気が。1stのあの感覚が唯一残っているNot that kind
a girlを聞けばわかるけど、もう一度いい方向へもっていくのだったらYOKO Black.Stoneさんの作曲を増やしていくしかないんじゃないかな。いいアルバムだとは思うけど、邦楽をふだん聴かない自分にはどこかもやもやとしたものがあるんだよね。
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Secret of my heart
1.Secret of my heart
2.Did I Hear You Say That You're In Love
3.NEVER GONNA GIVE YOU UP
4.Baby I Like
5.Stay by my side
6.Can't get enough -gimme your love-
7.Delicious Way
8.Love, Day After Tomorrow
9.Stepping ∞ Out
10.Baby Tonight -You & Me-
11.Baby I Like -Extacy Vox Mix-
12.It's all right -DJ ME-YA Radical Beat Mix-
Mai-k名義で出された全米デビューアルバム。これで一応、形としては名実ともに全米デビューしたわけだけど、全曲英詩アルバムでR&B色がかなり強められている。完全な全米向けとするには内容的に疑問符がつくものの、クールな印象にまとめられていてあいかわらず歌はうまいしジャケもめちゃくちゃかわいい♪ いまのところ輸入版しかでてないみたいだけど、幻のデビュー曲であるBaby
I Likeが初収録されているのでファンは要チェキなアルバム。
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Eric Clapton<ブルース>
Clapton chronicles -the best of eric clapton-
1.Blue eyes blue
2.Change the world
3.My father's eyes
4.Tears in heaven
5.Layla
6.Pretending
7.Bad love
8.Before you accuse me
9.It's in the way that you use it
10.Forever man
11.Running on faith
12.She's waiting
13.River of tears
14.I get lost
15.Wonderful tonight
16.Hard times
とにかく渋い。クラプトンはこの一言に尽きるわけだけど、昔は家族の不幸などでバリバリのジャンキーだったりして、そうしたもろもろの人生の試練がただの天才ギタリストで終わらせずに、歌に円熟味を与えているのかな。好きな人の為に捧げた歌がいまもなお名曲として生き続けているなんて正直羨ましいし。このアルバムは80年代からの彼のヒット曲を集めたベスト盤なんだけど、とにかく1.2曲目を聞いただけでこのアルバムの重要さを感じさせてくれる。Blue
eyes blueなんてはじめて聞いたときはほんとに感動した。ここまでブルースを一般の人にも聞きやすくしてくれるナイスなおやじにrespect!
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Stereolab<ポスト・ロック>
Peng!/<1st>
1. Super Falling Star
2. Orgiastic
3. Peng! 33
4. K-Stars
5. Perversion
6. You Little Shits
7. The Seeming And The Meaning
8. Mellotron
9. Enivrez-Vous
10. Stomach Worm
11. Surrealchemist
たしかに雰囲気的にはベルベッツに似ている彼らのメジャーデビュー作。自分は"Emperor Tomato Ketchup"から聞き始めていたのでポストロックと彼らの音が呼ばれることに多少なりとも不思議に思うフシがあったんだけど、このアルバムを聞いて納得。キテレツギターポップとも言うべきサウンドでギターの音が目立つ。オルガンの音がアナログ感を高めているけど、それ自体が楽器の音であるかのような無機質なヴォーカルに、延々とループが続くかのようなハンマービートと呼ばれる人力テクノが絡みつく奇妙でクセになるポップサウンドが心地いい。ロックバンドがやがてプログレを目指し、音の広がりを求めて電子化を求めていくうちに独自のテクノサウンドとも呼ぶべきものを身につけていく。ロックには飽き足らなくなった人が、新たなる音の楽しさを求めて漂流しているのだとしたら、彼らの元に辿り着くのも一興だと思う。そこには聞いたこともなかった音が奏でられているはず。
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SPACE AGE BATCHELOR PAD MUSIC/<2nd>
1.Avant Garde M.O.R.
2.Space Age Bachelor Pad Music(Mellow)
3.The Groop Play Chord X
4.Space Age Bachelor Pad Music(Foamy)
5.Ronco Symphony
6.We're Not Adult Orientated
7.U.H.F.- M.F.P.
8.We're Not Adult Orientated(Neu Wave Live)
ギターサウンドを根底にしつつもピコピコと実験的なことを始めた2ndミニアルバム。初期作品には彼らをおしゃれミュージックだと思ってる人に冷や水を浴びせるようなラボ的クレイジーさが滲み出てて痛快。
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Emperor Tomato Ketchup/<5th>
1. Metronomic Underground
2. Cybele's Reverie
3. Percolator
4. Les Yper-Sound
5. Spark Plug
6. Olv 26
7. The Noise of Carpet
8. Tomorrow Is Already Here
9. Emperor Tomato Ketchup
10. Monstre Sacre
11. Motoroller Scalatron
12. Slow Fast Hazel
13. Anonymous Collective
うげー、これすんごい気持ちいい。打ち込み+フレンチポップかと思いきや、生楽器バンドでもあったりするのでレトロ感覚なアナログ感が堪らない彼らの最高傑作と評される作品。ストリングスが印象的なCybele's
Reverieはステレオラブの特徴であるメロディーが美しい名曲。泣きたい感情の時に聴くとハマる。そういう状態の時に聴いたことあるのでホント(笑)。彼らはポスト・ロック(エクスペリメンタル・ポップ)の代表格と呼ばれているけど、歌詞は意外にも政治性が強いし、たしかにジャンル分けが難しい不思議なサウンド。ポスト・ロックはジャンルというよりは、ロック停滞後のシーンの流れを表した重要なキーワードだと思うけど、テクノとも違う、時代が必然的に生み出した奇妙なロックサウンドはテクノ全盛の今の時代を考え見ると非常に興味深い。
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Dots and Loops/<6th>
1. Brakhage
2. Miss Modular
3. Flower Called Nowhere
4. Diagonals
5. Prisoner of Mars
6. Rainbo Conversation
7. Refractions in the Plastic Pulse
8. Parsec
9. Ticker-Tape of the Unconscious
10. Contronatura
彼らの作品の中でも人気のない作品となっているけど、"Emperor Tomato Ketchup"にも劣らない作品だと思う。相変わらず気持ちいいし。この作品からハードディスク・レコーディングを導入したわけなんだけど、彼らの特徴でもあった電子的なものとアナログ的な融合からこの作品ではアナログ的なものが失われているのが違和感を感じさせているのかも。ミニマル的なものってしかたがないんだけど、単調といえばたしかにそのとおりかな。
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moumoon<ポップス>
No Night Land/<3rd>
1. Chu Chu
2. Yes / No continue?
3. ジェットコースター
4. Butterfly Effect
5. うたをうたおう
6. I found love.
7. トモダチ/コイビト
8. Bon Appetit
9. We go
10. good night(studio live recording )
音の遊園地をテーマに、まるで心躍るアトラクションのようにこれまでになく様々な表情を持った楽曲で埋め尽くされた作品。ほとんどの曲がタイアップされているように、粒ぞろいの楽曲揃い。バラードが特に美しく、冬になると聞きたくなるアーティストだけど、透明感と共にキラキラふわふわな彼女たち独特の雰囲気にやさしく包まれるよう。
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SPITZ<ポップス>
SPITZ/<1st>
1. ニノウデの世界
2. 海とピンク
3. ビー玉
4. 五千光年の夢
5. 月に帰る
6. テレビ
7.タンポポ
8. 死神の岬へ
9. トンビ飛べなかった
10. 夏の魔物
11. うめぼし
12. ヒバリのこころ
インディーズ時代の楽曲を中心に構成された記念すべきファースト。スピッツを語る上でネタ的にも欠かせない「うめぼし」「夏の魔物」などが収録され、寄せ集め的な印象、荒削りな内容ながらもファンには聞き逃せない作品。「ヒバリのこころ」など後の彼らの作風につながる片鱗もちらほら。どこまでもセンチでポップなメロディー、マサムネ独特のどこかエッチでちょっとピントのゆがんだ詩世界などスピッツ独特の世界観はすでに健在。
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名前をつけてやる/<2nd>
1. ウサギのバイク
2. 日曜日
3. 名前をつけてやる
4. 鈴虫を飼う
5. ミーコとギター
6. プール
7. 胸に咲いた黄色い花
8. 待ち合わせ
9. あわ
10. 恋のうた
11. 魔女旅に出る
パレットに次々と絵の具を広げるかのような、淡い色彩で描かれる世界観。Spitzとしてのアイデンティティの確立。ファンの間ではこの作品を最高傑作とする声も多い。
それにしてもにゃんこですよにゃんこ。かわいんだかかわいくないんだか、ぼやかしてストレートに伝えない。でもなんか心にひっかかる、まさにマサムネの描く世界観のよう。そして出だしの曲名は「ウサギのバイク」まさにメルヘン。ミーコ、ミーコとファンタジー。そう、頭で考えるな!感じろ!
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空の飛び方/<5th>
1. たまご
2. スパイダー
3. 空も飛べるはず
4. 迷子の兵隊
5. 恋は夕暮れ
6. 不死身のビーナス
7. ラズベリー
8. ヘチマの花
9. ベビーフェイス
10. 青い車
11. サンシャイン
ロビンソンでブレイクする直前の彼らの若き芽の萌芽を感じさせる「蒼」をイメージさせる作品。冗長な曲も含まれているアルバムではあるが、スピッツらしいイメージを具現化したかのような突き抜けるポップな名曲「青い車」、「空も飛べるはず」など何かが起こる予兆を感じさせる。
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ハチミツ/<6th>
1. ハチミツ
2. 涙がキラリ☆
3. 歩き出せ、クローバー
4. ルナルナ
5. 愛のことば
6. トンガリ’95
7. あじさい通り
8. ロビンソン
9. Y
10. グラスホッパー
11. 君と暮らせたら
個人的に彼らの一番はロックアルバムとして邦楽うんぬんの枠を超越して完成度がずば抜けていた「三日月ロック」だけど、勢い、知名度からして一番世間に認知されている彼らの代表作であろう作品がこの「ハチミツ」。
「ロビンソン?」「スピッツ?」どっちがバンド名かわからんなんて笑い話もあったけど、イントロを聴くだけでぞくぞくしてくるエヴァークリーンな名曲「ロビンソン」でついに大ブレイク。続くシングル、このアルバムとともにミリオンを連発し、同時期にこれまた大ブレイクしたミスチルとともに日本の音楽シーンの顔となっていった。
どこか聴いてて胸を切なくさせる彼らのサウンドを特徴づけるアルペジオの調べ。マサムネの描くほんわり、でもどこかゆがんだ詩世界、しっかりロックのグルーヴ感を持たせるリズム隊など彼らの名を聞いて思い起こさせるあのサウンドのすべてが期待を裏切らず詰まっている。ポップで暖かく、どこまでもクリーンな音。
スピッツ史上一番気持ちのいい曲かもしれない「ルナルナ」、心躍る「涙がキラリ☆」「歩き出せ、クローバー」など、J-POPらしい音が輝いていた90年代のあの空気が詰まっている。
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RECYCLE
1.君が思い出になる前に
2.空も飛べるはず
3.青い車
4.スパイダー
5.ロビンソン
6.涙がキラリ☆
7.チェリー
8.渚
9.スカーレット
10.夢じゃない
11.運命の人
12.冷たい頬
13.楓
ベスト盤を出すときは解散するときというバンドの意図と反してリリースされてしまったこのアルバムをめぐっては、かなりバンドとレコード会社がモメたみたいだけど、このバンドにはそういう骨のあるところもあるんだよね。繊細であって、決して軟弱じゃない。変わらない強さがこのバンドにはあるけど、
日本で一番とも言えるメロディセンスが散りばめられた楽曲の数々はいつまでもかわらぬ輝きを持ち続ける。ロビンソンは20代中盤〜後半あたりの世代にとっては世代を表すアンセムなんだと思う。ロビンソンしか知らないって人も一度は最強ポップチューンの"青い車"を聞いていただきたいもの。
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三日月ロック/<10th>
1.夜を駆ける
2.水色の街
3.さわって・変わって
4.ミカンズのテーマ
5.ババロア
6.ローテク・ロマンティカ
7.ハネモノ
8.海を見に行こう
9.エスカルゴ
10.遥か (album mix)
11.ガーベラ
12.旅の途中
13.けもの道
ロビンソン懐かしいねという声とともに、世間的には"あの人は今"状態だったと思うけど、 結成15年を迎えて出された記念すべきこの作品はアルバムとしての完成度を考えれば彼らの最高傑作といい切っても過言ではない彼らの存在を再確認させるには十分すぎる内容だと思う。日本というのはTV中心に世間が動いていて、ひとたびTVに出なくなると勝手に興味を失う勝手なところがあるけど、大体海外でもバンドの動向が聞こえなくなってくるとライブツアーに出てるかあるいは、ほんとうに解散してしまってることが多い。彼らの場合はコンスタントに作品をリリースしながら長いライブ生活に出ていたわけだけど、メロディメーカーとしては日本随一といってもいい草野氏が作り出すクセになるメロディーは相変わらず瑞々しく気持ちがいい。デビューから時が経っていてもなお瑞々しさを失っていないのはエヴァーグリーンな彼らのサウンドが青春そのものの音であり、少年の心を失っていない草野氏の感性がそこに込められているからだと思う。夕暮れの校舎から校庭で部活動している姿をぼーっと眺めながら聴いていると最高かも。イギリスのギターポップ、アメリカのパワーポップの要素を兼ね備えながら日本独特の哀愁のあるそのサウンドは自分にはナンバーワンではなくてもオンリーワンな存在。
Spitz流ダンスロックの#5は必聴!川向こうってところからきてるんだろうけど、"水色の街"は川崎のイメージなんだとか。
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さざなみCD/<12th>
1. 僕のギター
2. 桃
3. 群青
4. Na・de・Na・de ボーイ
5. ルキンフォー
6. 不思議
7. 点と点
8. P
9. 魔法のコトバ
10. トビウオ
11. ネズミの進化
12. 漣
13. 砂漠の花
オリジナルアルバムでありながら、結成20周年を迎えた彼らの等身大の姿を伝えるベストアルバムのような作品。スピッツらしさが前面に押し出された透明感溢れる美しいギターポップアルバム。
実際に制作自体もベストアルバムのようにたくさんの完成された曲の中からふるいをかけセレクトしていくスタイルをとったみたいだけど、どれもがシングルカットされてもおかしくないくらいのポップという言葉の魔法の意味を感じられるような珠玉の名曲揃い。忙しさに音楽から離れ、スピッツというバンドを離れてしまった人にこそ聴いて欲しい、あの頃の気持ちをきっと思い起こすような前向きで少し力強くなった変わらぬ彼らに出会えるはず。
歌詞が読み取りやすいのも優れたボーカルの証。自分自身もひさしぶりに彼らの音を聴いてそのクオリティにぶっとんだ「三日月ロック」がマイベストだけどいつまでも聴いていたくなる「ハチミツ」に匹敵するかのような彼らを代表する作品。、
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CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection
1. ヒバリのこころ
2. 夏の魔物
3. 魔女旅に出る
4. 惑星のかけら
5. 日なたの窓に憧れて
6. 裸のままで
7. 君が思い出になる前に
8. 空も飛べるはず
9. 青い車
10. スパイダー
11. ロビンソン
12. 涙がキラリ☆
13. チェリー
14. 渚
15. スカーレット
CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection
1. 夢じゃない
2. 運命の人
3. 冷たい頬
4. 楓
5. 流れ星
6. ホタル
7. メモリーズ
8. 遥か
9. 夢追い虫
10. さわって・変わって
11. ハネモノ
12. 水色の街
13. スターゲイザー
14. 正夢
15. 春の歌
バンドの意向を無視してリリースし、バンドにもコアなファンにもそっぽを向かた「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」から待つことしばし・・、デビュー15周年を記念してついに真のSpitzベスト盤がドロップ!ベスト盤と言うよりはタイトル通りシングルコレクションと受け取った方が良いのかも知れないけど、デビュー曲からこのアルバムのリリース時点の最新シングルである春の歌までのシングルを時代順に完全網羅。
洋楽もかなり聞き込んできたけど、彼らの持つ音楽性は世界でも唯一無二。エヴァーグリーンでどこまでも透き通るかのような透明感のあるそのサウンドは時代を経ても汚れることなく色あせることがなかった事がわかる。
元気になりたいとき、落ち込んでいるとき、冬の空気にせつなさを感じた時・・、いつも彼らは側にそっといてくれる。
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花鳥風月
1. 流れ星
2. 愛のしるし
3. スピカ
4. 旅人
5. 俺のすべて
6. 猫になりたい
7. 心の底から
8. マーメイド
9. コスモス
10. 野生のチューリップ
11. 鳥になって
12. おっぱい
13. トゲトゲの木
「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」とは違って、メンバー自らインディーズ時代、セルフカヴァー、カップリング曲のなかから選曲された裏ベスト。
シングル曲以外にも名曲が多いのもスピッツ。スピッツらしい楽曲揃いと言うよりは癖のある楽曲も多いけど、ファンの間で一番人気の「猫になりたい」やちょっとキワモノの「おっぱい」などファンならば一度は聴いておきたい楽曲も収録されているので聞き逃せない。
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TAKE THAT<ポップス>
GREATEST HITS
1.How Deep Is Your Love
2.Never Forget
3.Back For Good
4.Sure
5.Love Ain'T There Anymore
6.Everything Changes
7.Babe
8.Relight My Fire
9.Pray
10.Why Can'T I Wake Up With
11.Could It Be Magic
12.A Million Love Songs
13.I Found Heaven
14.It Only Takes A Minute
15.Once You'Ve Tasted Love
16.Promises
17.Do What U Like
時を同じくしてブリット・ポップムーブメントの熱気と呼応するようにヨーロッパ中のティーンエイジャーを熱狂させたアイドルグループの先駆け的存在の彼ら。ギネス記録を次々と塗り替え、あのスパイス・ガールズに匹敵する人気を持っていた。ロビー・ウィリアムズの脱退により解散することとなった彼らのベストアルバムは全英No.1を8曲収録。ソングライター、ゲイリー・バーロウによる類い希なポップセンスとヨーロッパ特有のダンスミュージックを組み合わせたその音楽はまさにアイドルという枠を超え、一般層をも取り込むファッションのイデアとして君臨し続けた。いまでいうベッカム並の人気だったといってもおおげさじゃないくらい。カバー曲であるHow Deep Is Your LoveやSure、Back For Goodといった名曲は必ずしやどこかで耳にしたことのあるはず。朝から学校なのにこのCD持ち出して多摩川に獅子座流星群見に行った夜はいい想い出。
そして10年の月日を経て彼らがまさかの再結成!ロビー・ウィリアムズ抜きの形ではあったが、レイジ、ポリスといいここのところ続くミラクルな再結成ブームの中でもこれほど心躍るニュースはなかったかも。そして届けられた作品は10年は聴けるUK R&Bの傑作!打ち込み主体だった彼らの音楽は円熟味を増した大人の風格と共に生楽器主体のオーガニックなものへと変わり、この10年でそれぞれの音楽史を進化させていったであろうあの時代を共に過ごしたリスナー達を再び熱狂させうる内容となっている。
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Beautiful World/<4th>
1. Reach Out
2. Patience
3. Beautiful World
4. Hold On
5. Like I Never Loved You At All
6. Shine
7. I'd Wait For Life
8. Ain't No Sense In Love
9. What You Believe In
10. Mancunian Way
11. Wooden Boat
12. Butterfly
13 .6 in the Morning Fool
The WHOよりもPoliceよりもうれしかったまさかまさかの10年ぶりの再結成!解散の元凶ともなったロビー・ウィリアムズは不参加となったものの、UKでいま一番熱いのはオアシスでもコールドプレイでもなく彼ら。もともとゲイリーの作曲能力は評価されていたものの、「Sure」「Back for Good」「How Deep Is Your Love」等、名曲の数々に彩られたアイドルの枠を超えたその音楽性は円熟味を増して帰ってきたこの作品で証明された。
R&B、ダンス色の強かったアイドル時代とは打って変わって、アコースティック主体の美しく煌めくポップスの数々。刺すような光り輝く朝日と共にキラキラと飛び交う鳥の群れを眺めながら聴くタイトルチューンの#3"BEAUTIFUL WORLD"はその名にふさわしい開放感に満ちあふれている。日本盤のみのボーナストラック"6 In The Morning Fool"も聞き逃すことの出来ない名曲。ブリット・アワードでも話題を独占し、国民的な人気を見せつけた。
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Backstreet Boys<ポップス>
Millennium
1. Larger Than Life
2. I Want It That Way
3. Show Me The Meaning Of Being Lonely
4. It's Gotta Be You
5. I Need You Tonight
6. Don't Want You Back
7. Don't Wanna Lose You Now
8. The One
9. Back To Your Heart
10. Spanish Eyes
11. No One Else Comes Close
12. The Perfect Fan
13. I'll Be There For You
14.You Wrote The Book On Love
UKが「TakeThat」なら、USはこの「Backstreet Boys」。アイドルグループながらその高い音楽性でブレイク。この作品では全世界で3000万枚以上を売り上げ、本人達ですら居場所を求めヨーロッパへと渡るほどのそれまで不毛の地であったアメリカでアイドルグループが活躍できる下地を作った。ダンサブルな内容ではなく、バラード中心の内容で歌唱力、音楽性の高さを感じさせ、誰もが一度は耳にしたであろう時代を彩る名曲「I Want It That Way」など、ミュージシャンとして評価を得る。奇しくもロビーが復帰し、オリジナルメンバーがついに揃った「TakeThat」と同じく「Backstreet Boys」も時を超えてオリジナルメンバーによる再始動が開始。華麗に蘇った「TakeThat」のようにまた時代に熱気を帯びさせることが出来るかもしれない。
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m-flo<ポップス>
Planet Shining/<1st>
1.Intro
2.Ten Below Blazing
3.Announcement
4.Planet Shining
5.Come Back To Me
6.Guidance
7.chronopsychology
8.Hands
9.Radio Show
10.saywhatchugotta
11.Just Be
12.Line Holding
13.Quantum Leap
14.L.O.T.(Love Or Truth)
15.Deep Within
16.been so long
17.Outro
初回特典で8cmCD"BUG Planet DUB"付属。
様々なバックグランドを持った個性的な3人による貫禄の1st。m-floにはいろんなフレーヴァーが詰まっているわけで、司令塔のTakuを中心に2トップとも言うべきLisaとVerbalの個性を踏まえて的確な指示が出され世界的にもユニークなサウンドが生み出されている。世界中の最先端のダンスサウンドをいち早く取り込み日本人なりの解釈でポップソングに仕上げるtaku氏の手腕はお見事。
taku氏は楽器が弾けないって聞いたことがあるけど(最初に出したm-floのビデオで自宅を公開していたような)、音に対するセンスだけでこんなにもすばらしい曲たちを構築できるのはヒップホップ世代ならでは。このアルバムでもヒップホップ色が強いので、ビートよりもメロ派な自分はバラードやLisaのキュートな声が活かされたメロディ中心の曲に目が言っちゃうけど、一番好きな「Come
Back To Me」なんて、切ないサウンドに絡みつくグルーヴ感に泣けるっ。「L.O.T.」、「been so long」もファンにはおなじみの聞き逃せない名曲。
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EXPO EXPO/<2nd>
1.正門
2.prism
3.東門
4.EXPO EXPO (feat. Towa Tei、Bahamadia&Chops)
5.What It Is
6.obit-3
7.南門
8.Dispatch (feat. Dev Large&Nips&Vincent Galluo)
9.megenta rain (feat. Umjanna)
10.中央タワー
11.come again
12.西門
13.Yours only
14.How You Like Me Now?
15.アリガトウ
16.The Bandwagon
このアルバムはネットアクセスによって参加する仮想世界の万博をモチーフとして作られているユニークな作り(人によってはこういう形式にしたのを嫌いそうだけど、人とはひと味違うエンターテインメントというものを真剣に考えている彼らの姿勢がわかりやすく出てるんじゃないかな)。
m-floの何が凄いかというと、前にも書いたけど、世界中の最先端のダンスサウンドをいち早く取り込み日本人なりの解釈でポップソングに仕上げているということ。come
againを聞いていればなにも知らなくても2stepに親しんでいたことにもなるし、こうしたクラブサウンドが一般層にもアピールし続けたのは類い希なポップセンスがあったからこそ。ポップというと陳腐なイメージがあったりもするけど、彼らの遊び心が彼らの音をアンダーグラウンドに留まらせず、taku氏自ら"come
again"は邦楽シーンへの挑戦と言うように日本のシーンに影響を与えるm-flo流ポップスというものを確立した。
大好きな曲の"come again"を始めとしてシングルカットされている prism、、How You Like Me Now?は文句なしの爽快ポップソングだし、実話が元になったYours
onlyもかなりヘビーな曲だけどいいバラード。内藤陽子がAQUAをフロアに変えた場所へと向かうPVが記憶に残っているけど、"come again"は冬が似合う最高のチューン。
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ザ・リプレースメント〜変装したロケット学者の謎〜
1. 危うし!グローバル・アストロライナー
2. Quantum Leap(DJ Watarai Remix)
3. 大混乱!乗客の運命はいかに!(Jeep Mix)
4. Planet Shining(Toshihiko Mori Garage Mix)
5. saywhatchugotta(Rae&Christian Remix)
6. been so long(Zed Bias Remix)
7. 明かされた12の陰謀Part1
8. chronopsychology(United Future Organization Mix)
9. L.O.T.(Love Or Truth)(Mighty Bop “Hip Hop” Remix)
10. 明かされた12の陰謀Part2
11. Ten Below Blazing(Giant Swing Mix by T.Kura)
12. Deep Within Audiomusica N゜12(“Edit” by Sunaga t’ Experience)
13. Mirrorball Satellite 2012(SRATM Mix by Towa Tei)
14. 緊迫の38時間 乗客危機一髪
15. Hands readymade(JBL mix 2000 by Yasuharu Konishi)
16. Come Back To Me(Ramsey&Fen Remix)
17. ビバ!機内食~さようならグローバル・アストロライナー~
18. L.O.T.(Love Or Truth)(Agape Mix by Taku)
Planet Shiningのremix盤。個人的にはかなりクールなフューチャージャズ的アプローチの#12以外は目新しいremixが見当たらなかった。銭形のおっさんがテロリスト相手に大奮闘。
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エキスポ防衛ロボットGRAN SONIK
1.突撃!グランソニック
2.How You Like Me Now?(Edwards Radio FLO Remix/FULL Rap:Todd Edwards)
3.マリンコビッチの野望
4.prism(SUNSHIP VOCAL)
5.magenta rain(London Elektricity remix)
6.ローリー誕生
7.One Sugar Dream(Readymade pot-pourri of the beats:KONISHI yasuharu)
8.EXPO EXPO(MOTIVA:t.m.d.c・Remix)
9.ローリー暴走
10.Dispatch(SPACE BUDDHA PIMP +1 MORE REMIX:Dev Large)
11.EXPO EXPO(Deckstream Remix)
12.Yours Only(De Nada FULL VOCAL 12″)
13.合体!エキスポ防衛ロボ
14.EXPO EXPO(dj GEETEK drum’nEXPO’bass remix)
15.What It Is(Supreme One Remix)
16.ロボットの駆け落ち
17.come again(Tokyo Cafe Remix:境亜寿香)
18.orbit・3(East West vocal remix:East West Connection)
19.Lies(Giant Swing Mix:T.Kura)
20.2013
21.Nogawdnab
EXPO EXPOのリミックス・アルバム。リミックスアルバムではよくあることだけど、オリジナルが素晴らしいだけに、トータルなアルバムとしてのデキはまとまりがない分どうかなって感じ。ヘッドフォンで音中心に聞くと多少印象は変わってくるけど。m-floらしい遊び心はこの作品にも溢れているからその点は嬉しい。誰のアイデアかわかんないけど、60ミニッツネタがかなりウケる。#17はm-floのリミックス・コンテストグランプリ受賞者の作品で、ナムコの方だとか。いかにもtaku氏が好みそうなアレンジでピアノの音色が気持ちいい。
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ソトシゴト m-flo turns it out !
Disk 1
1. 平井堅 / TABOO(a tip of M-FLO remix)
2. DJ HASEBE / Love can't wait feat. LISA
3. ajapai / BEACH STAR HIGH vs Verbal from m-flo
4. K. / the love hole
5. Fantastic Plastic Machine / Beautiful Days(TAKU'S GARAGE MIX)
6. blue on blue featuring / Lisa You said.(Serenidade Blue Bossa Mix)
7. GTS feat. MELODIE SEXTON & m-flo / SHINE IN MY LIFE
8. m-flo / 静かなまぼろし
9. Joi / Freak Me <featuring LISA (m-flo) >
10. TRICERATOPS with LISA / Believe the Light
Disk2
1. Crystal Kay feat. Verbal (m-flo) / Ex-Boyfriend
2. YMO / BEHIND THE MASK(FAREWELL, Mr. S3000 Remix)
3. DOUBLE / Make Me Happy
4. DJ TONK feat. Rocket Science / DYAD(The Chronicle)
5. ram jam world / planet earth
6. DAISUKE IMAI FEAT. VERBAL (m-flo) / GIVE IT A TRY
7. 松任谷由実 / リアリティ
8. 嶋野百恵 / Violet Nude < m-flo's Soulstice Mix >
9. COLDFEET / YOU WERE RIIGHT feat. verbal (Single Mix)
10. Yukihiro Fukutomi/Rest of Everything
11. Cleopatra / Yes This Party's Going Right〜TAKU'S REINTERPRETATION by TAKU (m-flo)
コラボレート活動が盛んだった彼ら3人のソトシゴト集。DJハセキョーのデビュー作?って感じのジャケがすんごくいい。クラブサウンドを取り込む彼らのスタイルらしくこの作品だけでもR&B、ハウス、ダブ、ボッサ、ドラムンベース、2STEPなど非常に多岐にわたる活動ぶりがうかがえる。なにげにすごいヤツかもしんない平井堅の2STEPもいいけど、展開のいいGTS
feat. MELODIE SEXTON & m-flo / SHINE IN MY LIFEがベスト。Remixワークに冴えを見せるram jam
world/planet earthもハウスの名曲。COLDFEETや福富さんの曲も貫禄の趣。知らなかったアーティストも調べてみるとこれまたクセモノ揃いでヒップホップは言うに及ばずクラブ系の人たちって横のつながりが強いけど、こういうコミューンって素敵だね
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m-flo inside
1. What is ″m-flo inside″? ~intro / m-flo
2. REEEPLAY! (by DJ HASEBE) / M-FLO loves Crystal Kay
3. miss you (Free TEMPO mix) / m-flo loves melody. & 山本領平
4. SPEEDY WONDER / MIC BANDITZ
5. Radio Radio / MIC BANDITZ
6. hey boy... / 日之内絵美
7. Crying / 日之内絵美
8. CANDY POP feat.SOUL'd OUT / Heartsdales
9. Body Rock (Original) / Heartsdales
10. m-flo is DOPE!〜interlude / m-flo
11. Just Say So / SUITE CHIC
12. Spectacular / Fantastic Plastic Machine
13. hard to say / Crystal Kay
14. Get Out! Feat.BONNIE PINK&VERBAL / DJ HASEBE
15. AIDA (020609 TACHYTELIC REMIX)
16. 3RD ALBUM SNIPPET DUB〜outro / m-flo
限定生産されたソトシゴト第二弾。タイトルは想像のとおりintelにインスパイアされたものとか。ソトシゴトというよりは身内が参加した自分たちのレーベル紹介みたいなものかな。
#11は"Body Feel EXIT"なんてわけのわからない英語で時代をブイブイ言わせていた安室なんだよね。化けるもんだ。
#15もワールドカップに向けてiPodに入れておくのもいいかも。
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m-flo inside-WORKS BEST III-
1. What Now? / MADEMOISELLE YULIA feat. VERBAL
2. UNIVERSE ("KOZM?" REMIX) / BoA feat. Crystal Kay & VERBAL
3. BAD MEN! / LISA
4. I Know / Crystal Kay
5. SUPER SHINE feat.VERBAL / EXILE
6. see you... / melody.
7. I still love H.E.R. feat. KANYE WEST / TERIYAKI BOYZ
8. That's Not My Name (☆Taku Takahashi Mix) / The Ting Tings
9. for so long / 加藤ミリヤ
10. Can't Believe It (Lost In Shibuya Remix feat. VERBAL) / T-PAIN
11. TURN IT UP feat.VERBAL, LITTLE, KOHEI JAPAN, 青山テルマ / 童子-T
12. MATERIAL WORLD / Sowelu
13. 夢のFUTURE feat. KOTOMI (TIME IS DISSING ME REMIX) / RYUKYUDISKO
14. SUMMERTIME feat. VERBAL / DOUBLE
15. Lotta Love vibes mix / MINMI m-flo
ソトシゴト第3弾。第四弾の方を先に聴いたのでどうなのかなと思ったけど、クラブテイストが強めな楽曲が多くクオリティ的にも一安心。m-floという名前自体にもうブランドというか、ステータスみたいなものが存在していると思うけど、m-flo絡みということはアーティスト側にもそれなりの自負というか基準的なものはクリアしてると思うんだけど、こうしたV/Aの作品での醍醐味はまさに未知のアーティストとの出会い。自分はJ-POPはほとんど聴かないのでこうした機会に知るアーティストも多かったりするけど、引退がもったいないくらいmelody.のもつ透明感はオンリーワンなくらいずば抜けてて好き。NIGO繋がりか、カニエまで引っ張りだしてきたTERIYAKI BOYZも存在がユニーク。
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m-flo inside -WORKS BEST IV-
1. BUMP BUMP! feat. VERBAL / BoA
2. 君の声を feat. VERBAL / 西野カナ
3. Over and Over / Crystal Kay
4. Bangalicious feat. 土屋アンナ / ravex
5. I.D feat. VERBAL / ICONIQ
6. WANNA COME AGAIN feat. VERBAL / 青山テルマ
7. Swimming Dancing / SAWA
8. Jigsaw (☆Taku Takahashi Remix) / LADY SOVEREIGN
9. I'm Not Alone (☆Taku Takahashi Remix) / Calvin Harris
10. Big Money Comin' feat. VERBAL / CROOKERS
11. What's Your Medium? / ☆Taku Takahashi
12. Romantic / Rie fu
13. falling for you... feat. VERBAL / LISA
14. Even More feat. Minami from Iyse / TERIYAKI BOYZR
15. 銀河鉄道999 feat. VERBAL / EXILE
ソトシゴト第四弾。顔ぶれにまったく新鮮味を感じないけど、これが元気のないいまの音楽界の現状なのかな。
DJ KAORIまで絡めちゃうし、印象に残る曲もないし、m-flo関連の作品までこうも勢いがないと寂しいなぁ。モチベーションの問題か、m-flo本体も活動休止中だけど、m-flo第三章では日本の音楽界をまた賑やかせて欲しいと切に思う。
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m-flo tour 2001“EXPO EXPO”
Disk 1
1. intro
2. prism
3. Ten Below Blazing
4. Quantum Leap
5. Dispatch
6. The Bandwagon
7. orbit―3
8. Come Back To Me
9. mindstate
10. EXPO EXPO
11. Planet Shining
12. What It Is
13. magenta rain
14. Hands
Disk 2
1. Yours only,
2. L.O.T.(Love Or Truth)
3. How You Like Me Now?
4. The Rhyme Brokers
5. been so long
6. come again
DVDも同時期に発売されているし、ビデオやLDの時代だったらともかく、DVD全盛の今に需要があるのかどうかわからないライブCDという媒体ではあるが、受け手であるファンが送り手であるミュージシャンとのより生身に近く触れ合える会場の雰囲気、一体感を少しでも感じられるものとして貴重な存在ではあった。CDと同じ事をライブでやっても意味がないことで、その瞬間その瞬間に価値を見いだすことでブートなんかがいまでも人気だったりするわけだけど、メディアにしてもTVよりはラジオの方が対象としてのその人物により親密感を抱きやすいものかもしれない。m-flo流に言えばラヴの交換とでも言うのかも知れないけど、会場でのアーティストとファンとのエールの交換はまさにお互いがようやく触れ合えた喜び、コミュニケーションそのものであって、ライブですら口パクするアーティストがよくいるけど、コミュニケーションを自ら断ち切っているという自覚すらなければファンとしてこれほど不幸なことはないと思う。尾崎豊なんかはまさに魂の交流をしていた。
BOφWYもそう。CDではなくライブという場で自己表現が出来てこそアーティストとしての真の評価が生まれ、人々の記憶に残る伝説となっていけるのである。
この作品はCD2枚組というすべてを出し切ったボリュームで収録。音の再現が難しかったであろうスタジオの音源をさらりとライブ用にブラッシュアップして聴かせる☆TaKu、歌詞を間違えるVerbalや実話であるYours onlyで友のことを思い出し思わず泣き出してしまうLisaなどリアルな彼らの様子が伝わってくる。ファン思いの彼らが何度も繰り出すアンコール曲の中、最後の最後に出てくるのは彼らの名を世間に知らしめたあの"Come Again"。会場の盛り上がりと共にこの作品も大団円を迎える。
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THE INTERGALACTIC COLLECTION
Disk 1
1.The Intergalactic Collection
2.How You Like Me Now?
3.Mirrorball Satellite 2012
4.Quantum Leap(DJ Watarai Remix)
5.The Cat Walk
6.flo jack
7.chronopsychology
8.Hands
9.Come Back To Me
10.The PR
11.prism
12.been so long
13.The Intermission
14.orbit 3
15.L.O.T.(Love Or Truth)
16.One Sugar Dream
17.come again
18.The New Vocal
Disk2
1.come again... and AGAIN!
2.The Way We Were (feat.Ceybil Jefferies)
3.The Rhyme Brokers
4.Incognito
Lisa在籍時のm-floを総括するベスト盤。
ベスト盤というと移籍にともなうレコード会社との契約枚数を埋めるためのものだったり、解散後のもうひと稼ぎだったりと元手がかからないわりにセールスがいいのでレコード会社以外のその仕組みを知ってる人達にはあまりいい印象をもたれないものだけど、彼らは新生"M-FLO"のスタートとなるポジティブなもの(ベスト盤ではあるものの、Lisaの姿はここにはない)として自身で曲を選びこの作品を発表してきた。
ファン投票を考慮しながら作られたとのことだけど、自分の中でのNo.1,2,3である「been so long」、「come again」、「Come Back
To Me」が入っていたものの個人的にはそんなにベストな選曲という感じはしなかったかも。とはいっても曲に絶対的な優越なんかないわけで、自分にとっていい曲がベストな曲なわけだから、こういうのは自分で作るのが楽しいし、一番良いわけではあるけど。ちなみにファン投票のNo.1,2は、「come
again」と「been so long」
この作品のもうひとつの目玉が新ボーカルのお披露目ということにあったけど、結局新ボーカルはまだ謎のまま。コラボでは予想通り彼らとも親交の深かったクリスタル・ケイが第一弾として選ばれていたけど、彼女とのジョイントもシングル"REEEWIND"のみとか。"REEEWIND"でもうまく溶け込んでいるし、クリスタル・ケイは彼らのスタイルにあった安定感のあるいいボーカルだけどさすがにレコード会社が違うと継続的なユニットを組むというわけにもいかないのかな。当分はシングルを継続的にリリースしていってそのたびにVo.をフィーチャー形式で探していくみたいだけど、このまま特定のボーカルを立てないスタイルが当分続くとしたら日本は人材不足というかいくら探してもLisaを超える彼らのスタイルにあった逸材がいないということになるんだろうなぁ。Vo.の選択間違えると確実に命取りになるだろうし、このままだとライブとかインコグニートみたいに4人のVo.が入れ替わり立ち代りなんてことは現実的に難しいだろうからほんとどうするんだろ。ファンはM-FLOにThe
Way We Were(feat.Ceybil Jefferies)みたいな曲を期待していないだろうから先行きはちょっと不透明。新体制も決まってないのにこのアルバムをリリースした意図がいまいちわからなかったんだけど、彼らは優しいから新たな作品をリリースすることでこのまま消滅するのかもと不安がってるファン達を安心させてくれようとしたのかも。
Lisaの脱退についてはm-floはもともとtakuとバーバル2人のものだったというLisaの発言を聞いていろいろと考えちゃったけど、アーティストとしての自分を大切にしたかったという点でこれまたメンバー達にとっても突然だったアンダーワールドのダレン・エマーソン脱退のときと似ているのかなと。大きすぎるネームバリューはなにをしてても常に自分に付きまとうわけで、そこから離れることで新たな地点に立てる。自分の曲で自分が歌いたいという一見当たり前で小さなことが彼女にとっては大きな問題であったかもしれない。彼女自身が言う、自分を活かしてくれる音のために歌いたいという言葉。この音を再びM-FLOのなかに見出してくれる日がいつかきっと来るとまだ信じたい。
↑とこのまま終わっちゃうのかなと不安になりながら書いたのがリリース直後の2003年。結局未だにボーカルは定まらずと言うことだけど、ライブではボーカルをずらりとならべるという壮大な仕掛けをやってのけてくれた。
この後、新生M-FLO第二弾として出された「come again」に勝るとも劣らないm-floらしいチューン「miss you」を聞いてまだ闘える!と確信したけれど、またしてもうれしいハプニングが。わだかまりがなければ奇跡の可能性はあると信じていたLisaとのフィーチャリングが実現。彼らの“loves”は本物だったんだと昔からのファンにとってはこれ以上にない喜びだったろう。やはりm-floの声はLisaだと感じさせる最強m-flo流ポップスを「TRIPOD
BABY」で聞かせてくれた。
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ASTROMANTIC
1. The 3rd Impact
2. miss you / melody.& 山本領平
3. STARSTRUCK〜"The Return of the LuvBytes" / AI&日之内絵美&Rum (Heartsdales)
4. How to be Astromantic
5. VANESSA / Bloodest Saxophone
6. WAY U MOVE / Dragon Ash
7. gET oN ! / Crystal Kay
8. Astrosexy / CHEMISTRY
9. Listen to Your Heart
10. the Love Bug / BoA
11. Life is Beautiful / DOUBLE&TOKU
12. I WANNA BE DOWN / 坂本龍一
13. Rendezvous 2014
14. Cosmic Night Run / 野宮真貴 & CRAZY KEN BAND
15. REEEWIND! / Crystal Kay
16. 宇宙のウオウオ / BOY-KEN & BLACK BOTTOM BRASS BAND
17. Curtain Call
Lisaがユニットを離れたことで、全曲異なるアーティスト達とフィーチャリングし完成された3rd。
普通、脱退騒動なんかがあると勢いを失って尻すぼみになっていったりするんだけど、ライフスタイルまでもがポップな彼らは、豪華なアーティスト達と共に誰よりも自分たちが楽しんでいるかのような新しいm-flo流ポップサウンドを作り出した。
コラボしたアーティストの力に頼るのではなく、その人の属性とは違うサウンドですらコラボによって生み出していこうとしてはじまった"loves"
女性ボーカリストを起用した曲にその輪郭は残るものの、Lisaがいたときのようなスウィート&キュートなメロディはなくなってしまったが、このアルバムでは意図的にアゲアゲ路線にしたのかもしれないけど、おもちゃ箱をひっくり返したかのような予想も付かないサウンドに期待も高まる。
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m-flo TRIBUTE〜maison de m-flo〜
1. miss you / May J. & JONTE
2. come again / 青山テルマ
3. Planet Shining / COMA-CHI
4. Yours only, feat.WISE / 西野カナ
5. been so long / JEJUNG & YUCHUN (from 東方神起)
6. Simple & Lovely / misono
7. the Love Bug / YU-A
8. Come Back To Me / Marie
9. L..O.T. (Love or Truth) / BENI
10. let go / 清水翔太
旬の人選と言えばそうなんだろうけど、なんとも魅力を感じないラインナップというか、直接m-floの本人達は関わってないだろうとはいえ、安心の品質であったm-floの名前を冠した作品でここまで耳に残らない作品が存在してしまうと言うのが残念。Lovesシリーズでも絡んでる人いるのになんでここまでクオリティ下がるんだろ。
お洒落のステータスでもあった音楽の価値がなんでここまで墜ちちゃったんだろってふとこの作品を聴きながら思ったりしたけど、CDという形あるモノが、MP3などのデータへと移行し、人一人で聴ける音楽の数が想像も付かないほど膨大にふくれあがったというのもあるのかも知れないけど、CDを捨てるのと、データをPCのウインドウ上のゴミ箱へ入れる心理的ハードルの差というか、もう芸術ではなく完全に消費財の一部と化してしまったのかも知れない。
現在形で普通の人よりはかなり音楽聴いてる方だけど、最近音楽で感動するという経験も少なくなってしまった。
一曲、こいつらなんも考えてないんだろうなってのが伝わるものすごく胸くそ悪い曲があるけど、ギターサウンドのはなかなかサウンドが新鮮でよかった。「これから時代を担うアーティスト達」って宣伝文句だけど、R&Bというジャンル的に強烈な個性持ってなきゃいけないはずなのにこのエアっぷりは辛い。
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m-flo TRIBUTE 〜stitch the future and past〜
1. been so long 〜m-flo TRIBUTE〜/AILI
2. REEEWIND! 〜m-flo TRIBUTE〜/CREAM
3. come again 〜m-flo TRIBUTE〜/MAA
4. SOUND BOY THRILLER 〜m-flo TRIBUTE〜/lecca
5. Hands 〜m-flo TRIBUTE〜/ICONIQ
6. Come Back To Me 〜m-flo TRIBUTE〜/moumoon
7. TRIPOD BABY 〜m-flo TRIBUTE〜/Angelababy
8. How You Like Me Now? feat. WISE 〜m-flo TRIBUTE〜/IMALU
9. let go 〜m-flo TRIBUTE〜/中村舞子
10. L.O.T.(Love Or Truth) 〜m-flo TRIBUTE〜/SHUNYA
トリビュート第2弾 。
顔ぶれ見てもアーティストが手を挙げると言うよりは誰かがセレクトしてるんだろうけど、話題性がある人もセレクトされてはいるものの、m-floとの絡みもよくわからない上に、あまりに知名度がないアーティストが集められてる印象で、歌声に特徴のあるアーティストも特にいないのでクオリティとしては厳しいんじゃないかな。moumoonは大好きなんだけどね。ゴッド姉ちゃんな外見からは想像できないようなオンリーワンの強さ、優しさを兼ね備えたLisaのキュートな声には誰も敵わないとは思ってはいるだろうけど、唯一レゲエ調のは耳に残ったけど、アレンジの方でも印象づけられるようなものもないし、一歩間違えると、トリビュートどころかカラオケレベルなのでは?と思わせたりもする。
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Juicy Music/<1st>
1. Juicy World ~Intrelude~
2. Superstar
3. Galaxy
4. You are beautiful ~Interlude~
5. NATURAL COLOR
6. Best Wishes (original)
7. move on
8. inspiration
9. The Shwing feat.DABO
10. What you gonna do? ~break~
11. I Promise
12. 言えなくても・・・
13. i'm all you
14. Let me cry
15. バビロンの奇蹟
16. Sayonara Juicy ~call & response~ ~bonus track~
17. Best Wishes (extended wishes w/o intro)
元m-floのディーバ、LISAのソロ・ファースト・アルバム。突然の脱退宣言でm-floを解体の危機にまでもっていった以上、クオリティの高いものを聞かせて欲しかったけど、どうも消化不良な感が。
m-flo的なスウィートなものから、R&B、ヒップホップ、ハウス、2STEP、ロック、バラードと幅広いジャンルに渡って彼女のやりたかったであろうサウンドの数々がちりばめられ、GTS等が協力しているけど、作詞作曲は彼女自身が担当したセルフプロデュースで、全17曲と言うところにもソロへ賭ける意気込みを感じる。
ただ稀代のメロディーメーカーである☆Takuと比べるとサウンド的にも弱さを感じるのは否めないし、もっとディープな音楽をやりたくてソロになることを選択したんだとは思うんだけど、あまりにもJ-POP的なサウンドは賛否別れそう。
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Crystal Kay<R&B>
almost seventeen/<3rd>
1. hard to say
2. Missin’ U,baby
3. Girl U Love
4. Shooting star dust
5. Boyfriend
6. Hide’n’Seek
7. You’re my fate
8. Love of A Lifetime
9. Attitude
10. move on
11. A Song For You
12. think of U
13. Feel The Same?(DJ WATARAI feat.BIG-O&Crystal Kay)
クリスタル・ケイというとR&Bの印象が強いんだけど、意外やR&Bテイストでまとめられた作品はこの作品くらい。そのせいもあってかファンに人気が高いアルバムみたいだけど、"almost seventeen"と冠されてるだけあってこの当時彼女は16歳。やけに高い歌声出す男子もビックリしちゃうけど、音楽の授業にいたらびっくりするだろうなぁ。
m-floとの絡みで彼女の存在を知った人も多いと思うけど、14歳だか15歳だかでリリースされたEx-Boyfriendは凄かった。クリスタルボイスとも呼ばれるその圧倒的な透明感をもった歌声。ここに年齢と共に感情を歌声に込めていけたらいったいどんな歌手へと育っていくのかと。
恋愛がテーマながらも作詞もまだ自分ではやってなかったみたいだけど、R&Bの作品らしく多くのサウンドプロデューサーが集められている。邦楽っぽい曲もありつつもSING LIKE TALKINGの竹善さんや、☆Takuなど実力者がずらり。もう夏もおわっちゃうけど、爽やかR&Bで夏を締めくくるのもなかなか乙なもんです。
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坂本真綾<ポップス>
グレープフルーツ/<1st>
1.Feel Myself
2.I and I
3.グレープフルーツ
4.右ほっぺのニキビ
5.ポケットを空にして
6.オレンジ色とゆびきり
7.青い瞳(Remix)
8.約束はいらない
9.MY BEST FRIEND
10.風が吹く日(Ma-aya Ver.)
11.そのままでいいんだ
彼女のことをよく知らないってこともあるせいか、自分にとって唯一身構えることなく歌に耳を傾けられるアーティストかも。ファーストコンタクトは深夜に偶然見たマメシバのPV。渋谷の街中で必死に犬を追っかけている姿が印象的だった。アニメもそんなにディープに詳しくないんで何々の主題歌といわれてもあれなんだけど、調べてみると、SWのアミダラ姫といった洋画の吹き替えやマニアックなところで攻殻機動隊のラストの少女の声とか意外なところで接点が多かったりするのに驚く。とにかく素直で透明感のある声が魅力的。巷に溢れるJ-POPとも違う素の歌のよさを体験したいならオススメのアーティスト。曲とかちゃんと聴いたことないけど、同時期に流れてたJungleSmileというアーティストもよさげな印象が残ってる。
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DIVE/<2nd>
1.I.D.
2.走る
3.Baby Face
4.月曜の朝
5.パイロット
6.Heavenly Blue
7.ピース
8.ユッカ
9.ねこといぬ
10.孤独
11.DIVE
個人的には3rdのほうが完成度が段違いに凄くなってると思うけど、最高傑作とよばれることの多い2nd。上物使いには定評のある作曲家、菅野ようこの顔が顔を覗かせるアルバムかな。かなりユニークなアレンジというか、"ピース"なんてアヴァンギャルド過ぎて彼女の声質を考えると首をひねりそうになるんだけど、曲に負けていなかったところは1stからの進化の証といえるかも。
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Lucy/<3rd>
1.Lucy
2.マメシバ
3.ストロボの空
4.アルカロイド
5.紅茶
6.木登りと赤いスカート
7.Life is good
8.Honey bunny
9.Tシャツ
10.空気と星
11.Rule〜色褪せない日々
12.私は丘の上から花瓶を投げる
ほとんどの作詞を自らが手がけるようになり、アーティストとしての成長をとげようとするアルバム。ストロボの空を聞けばすぐわかるだろうけど、声質が明らかに少女から女のそれへとすばらしく変化したのには驚かされる。2ndでは曲ばかりが前面に出ていた感もあったけど、このアルバムでは彼女の強さを感じることができる。展開次第ではかなり面白い存在になるんじゃないかな。
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Hotchpotch
1.約束はいらない
2.ともだち
3.ボクらの歴史
4.Gift
5.君に会いにいこう
6.光の中へ
7.Light of love
8.奇跡の海
9.Active Heart
10.パイロット
11.プラチナ
12.24
13.恋人について
14.ポケットを空にして
15.CALL YOUR NAME
アルバム未収録曲を中心としたベスト盤的なsingle collection。彼女の歌はどこか懐かしい感じがして好き。少ない小遣いの中だからってこともあったと思うけど、チャートとか関係なく自分の感性だけで好きな音楽だけ聴いてた中学生の頃とか思い出すんだよね。
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The Cardigans<ポップス>
Life+5/<2nd>
1.Carnival
2.Gordon's Gardenparty
3.Daddy's Car
4.Pikebubbles
5.Tomorrow
6.Beautiful One
7.Travelling With Charley
8.Fine
9.Sunday Circus Song
10.Hey!Get Out Of My Way
11.Closing Time
12.Sick & Tired
13.Rise & Shine
14.Celia Inside
15.After All...
16.Sabbath Bloody Sabbath
北欧の空気を思い浮かばさせるようなほのぼのポップにVo.ニーナのキュートなボイスが組み合わさったスウェディッシュ・ポップの代表作。本国を凌ぐほどの、彼らの日本での爆発的な人気にまで押し上げたエヴァーグリーンな名曲"Carnival"はまさしくスウェディッシュ・ポップを代表する曲。北欧に住む人々や景色を思い浮かばせるようなアナログ感に満ちた暖かさと、どこか暗く厳しい陰鬱な北欧の冬を思い浮かばさせるような物憂げなメロディ。聖地タンバリンスタジオで産み出されていった一聴してそれとわかるこのスウェディッシュ・ポップと呼ばれることになる雰囲気を持った音を作り出したプロデューサー、トーレ・ヨハンソンが注目されるきっかけとなったのもこの作品から。ちなみに東北地方は異様に自殺率が多かったりするんだけど、その土地の持つ雰囲気というのは音に限らずいろんなところに影響を与えるんだろうね。
北欧というとメタルがサウンドとしては有名なんだけど、なにげにスウェーデンってアメリカ、イギリスに次ぐ世界第三位の音楽生産地なんだとか。このアルバムは日本企画盤で既発のLifeに1stからの5曲をプラスしたものなのでアルバム全体としては間延びしている感も受けるけど、ラウンジ的で透明感に溢れたまるでオルゴールを開けたかのようなかわいらしいその音は時代を超えて愛されるはず。
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First Band On The Moon/<3rd>
1.Your New Cuckoo
2.Been It
3.Heartbreaker
4.Happy MealU
5.Never Recover
6.Step on me
7.Lovefool
8.Losers
9.Iron Man
10.Great Divide
11.Choke
12.Country Hell
13.BLAH BLAH BLAH
イギリスのミュージシャンでさえ難しい全米進出。だが、彼らはカーディガンズの代表曲ともいうべき存在となった名曲Lovefoolによって、日本、UKのみならず、全米での名声をも手に入れることになる。ブームに火のつき始めていたレオナルド・ディカプリオが主演した映画ロミオとジュリエットの主題歌となることでビルボードの一位を獲得。
前作の延長線上にありながら、爽やかポップス全開なアルバム。傑作と呼ぶべきクオリティの高さではあるけれど、前作に見られた彼ら独特の郷愁感が失われたのは個人的に残念。キツイ言い方をすれば、数ある良質なポップ作品のひとつにすぎないと言えなくもないかも。
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樋口了一<ポップス>
1/6の夢旅人 二度目のありがとう
1. 1/6の夢旅人
2. 二度目のありがとう
3. 1/6の夢旅人 〜カラオケ〜
4. 二度目のありがとう 〜カラオケ〜
5. 1/6の夢旅人 〜TVバージョン〜
「水曜どうでしょう」の為に制作された楽曲ながら、放送がとっくに終わったものと思い込みメロディー部分をV6の楽曲に流用してしまうと言う樋口さんの大ちょんぼからまさかのお蔵入りとなりCD化もできずどうでしょうファンを大いに悲しませていた幻の楽曲が権利問題をクリアしついにファンのもとへ!アコースティックバージョンへと生まれ変わった表題曲とともに、ファンなら感涙モノのTVバージョンももちろん収録。どうバカ野郎どもの熱い思いがここに。
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1/6の夢旅人2002
1. 1/6の夢旅人2002
2. words of life
3. きみへのうた
4. 1/6の夢旅人2002 (オリジナル・カラオケ)
5. words of life (オリジナル・カラオケ)
大切ななにかを失ってしまうような喪失感とともに「原付ベトナム縦断1800キロ」のエンディングテーマ曲として初披露された「1/6の夢旅人2002」
どうでしょうはつづく。どうバカたちそれぞれの未来も続いていく。これは終わりではなく始まり。聴けば思わずアドレナリンが吹き出してくるようなファンにとってのアンセムであり、明日への挽歌。
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